コラム
「ダメだと思っていたことはわたしにとって普通のことだったんだ！」
メンタルセラピストとして活動し始めて、気付いたことがありました。
それは、
「ありのままの自分を受け入れられていない」
ということ。
メンタルセラピーの考え方の中に「ありのままを受け入れる」というものがあります。
私はメンタルセラピストになってうつヌケは完了しましたが、この部分だけはなかなか解消できずにいました。
それはメンタルセラピーをやっていても、
「クライアントさんに感情に移入しすぎてしまう」
「話を聞くだけで疲れてしまう」
と思うことがあり、
「これではセラピストとしてダメではないか」
と思うこともありました。
「どうやったらありのままの自分を受け入れられるのだろうか？」
そんなある日、地元で活躍されているカウンセラーの先生に出会いました。
実はこの出会いがありのままの自分を受け入れるきっかけとなったのです。
先生はある気質を持つ方についての講座を開いている先生でもありました。
その気質とはHSPです。
HSPとはHighly sensitive person (とても繊細な人のこと)の略で、
1 場や人の空気を深く読む（思考が深い）
2 音・臭い・光などの刺激に反応しやすい（過敏になりやすい）
3 共感力が高く他人に感情移入しすぎる（感情反応と共感性）
4 些細な変化に気付く
などの特徴を持つ人のことを言います。
この気質を持つ人は思考の深さ故に、
●他人の評価が気になる
●些細なことでも嫌なことがあったら何日か引きずる
などの特徴もあります。
これはうつ病になりやすい人が持っている特徴とも言えるかもしれません。
HSPは病気ではありませんが、5人に1人がこの気質を持つと言われています。
「あれ？この気質は私にかなり当てはまるぞ」
そう思い、インターネットにあるHSP診断テストを受けてみました。
すると、HSP（中）であることが分かりました。
「今まで周りと比べて自分は違うなと思っていたけど、この特性を持っていたからなのか！」
「ダメだと思っていたことは、私にとっては普通のことだったんだ」
なんか霧が晴れたように、すっと自分を受け入れることができました。
「HSPについて学ぼう」
そう思い、私は先生の講座を受講し、本もいくつか読むなどしてHSPについて学びました。
そして学びを通して私なりの対処法を考えました。
それは、ネガティブな感情が出た時は
「HSPだからしょうがない」とまずは受け入れ、
HSPの特徴を思い出し、それに合わせて自分の心が楽になるようにどうしたらいいかをよく考え、行動するようになりました。
これを繰り返し行うようになってから本当に心が楽になりました。
その中で効果を発揮したものの１つが
「気にしない練習」でした。
HSPは「失敗したな」、「恥ずかしい思いをしたな」などの経験をすると、それを何日も引きずるという特徴があります。
私もこれに当てはまりよく悩みました。
しかし、学びの中で
「このように悩むのはHSPだけで、それ以外の人（5人中4人）はたいてい一晩経てば忘れる」
という事実を知ったときから、私なりの対処法が分かりました。
それは「失敗したな」と思ったときに「明日になれば周りの人は忘れるから大丈夫だ」と言い聞かせることでした。
これを何度も何度も繰り返しているうちにだんだんと引きずらなくなっていきました。
知識をつけ、対処法を実践することでHSPでも生きやすくなるということをこの機会に体感しました（これは現在も体感中です）。
実は、「HSPだからしょうがない」と受け入れられただけでもかなり楽になりました。
もし、「こんな自分はダメだ」とずっと苦しんでいる方は一度HSP診断テストを受けてみることもおすすめです。
もしかしたら「そういうもんだ」と受け入れただけでも心がかなり楽になるかもしれませんよ。
HSPについての情報はこちら↓
https://youtu.be/j8vX9zfsPP4
ここで皆様にお知らせです。
いよいよ次回でうつ病体験記が最終回となります。
半年近くお付き合いいただきありがとうございました。
次回は心療内科を卒業した話とその方法について投稿します。
最終回もよろしくお願い申し上げます（続く）。
私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。
また、東京（またはオンライン）で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。
セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか？
メンタルセラピーのご希望、養成講座のお問い合わせはこちらから↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/kokokarahealth
メンタルセラピストとして活動し始めて、気付いたことがありました。
それは、
「ありのままの自分を受け入れられていない」
ということ。
メンタルセラピーの考え方の中に「ありのままを受け入れる」というものがあります。
私はメンタルセラピストになってうつヌケは完了しましたが、この部分だけはなかなか解消できずにいました。
それはメンタルセラピーをやっていても、
「クライアントさんに感情に移入しすぎてしまう」
「話を聞くだけで疲れてしまう」
と思うことがあり、
「これではセラピストとしてダメではないか」
と思うこともありました。
「どうやったらありのままの自分を受け入れられるのだろうか？」
そんなある日、地元で活躍されているカウンセラーの先生に出会いました。
実はこの出会いがありのままの自分を受け入れるきっかけとなったのです。
先生はある気質を持つ方についての講座を開いている先生でもありました。
その気質とはHSPです。
HSPとはHighly sensitive person (とても繊細な人のこと)の略で、
1 場や人の空気を深く読む（思考が深い）
2 音・臭い・光などの刺激に反応しやすい（過敏になりやすい）
3 共感力が高く他人に感情移入しすぎる（感情反応と共感性）
4 些細な変化に気付く
などの特徴を持つ人のことを言います。
この気質を持つ人は思考の深さ故に、
●他人の評価が気になる
●些細なことでも嫌なことがあったら何日か引きずる
などの特徴もあります。
これはうつ病になりやすい人が持っている特徴とも言えるかもしれません。
HSPは病気ではありませんが、5人に1人がこの気質を持つと言われています。
「あれ？この気質は私にかなり当てはまるぞ」
そう思い、インターネットにあるHSP診断テストを受けてみました。
すると、HSP（中）であることが分かりました。
「今まで周りと比べて自分は違うなと思っていたけど、この特性を持っていたからなのか！」
「ダメだと思っていたことは、私にとっては普通のことだったんだ」
なんか霧が晴れたように、すっと自分を受け入れることができました。
「HSPについて学ぼう」
そう思い、私は先生の講座を受講し、本もいくつか読むなどしてHSPについて学びました。
そして学びを通して私なりの対処法を考えました。
それは、ネガティブな感情が出た時は
「HSPだからしょうがない」とまずは受け入れ、
HSPの特徴を思い出し、それに合わせて自分の心が楽になるようにどうしたらいいかをよく考え、行動するようになりました。
これを繰り返し行うようになってから本当に心が楽になりました。
その中で効果を発揮したものの１つが
「気にしない練習」でした。
HSPは「失敗したな」、「恥ずかしい思いをしたな」などの経験をすると、それを何日も引きずるという特徴があります。
私もこれに当てはまりよく悩みました。
しかし、学びの中で
「このように悩むのはHSPだけで、それ以外の人（5人中4人）はたいてい一晩経てば忘れる」
という事実を知ったときから、私なりの対処法が分かりました。
それは「失敗したな」と思ったときに「明日になれば周りの人は忘れるから大丈夫だ」と言い聞かせることでした。
これを何度も何度も繰り返しているうちにだんだんと引きずらなくなっていきました。
知識をつけ、対処法を実践することでHSPでも生きやすくなるということをこの機会に体感しました（これは現在も体感中です）。
実は、「HSPだからしょうがない」と受け入れられただけでもかなり楽になりました。
もし、「こんな自分はダメだ」とずっと苦しんでいる方は一度HSP診断テストを受けてみることもおすすめです。
もしかしたら「そういうもんだ」と受け入れただけでも心がかなり楽になるかもしれませんよ。
HSPについての情報はこちら↓
https://youtu.be/j8vX9zfsPP4
ここで皆様にお知らせです。
いよいよ次回でうつ病体験記が最終回となります。
半年近くお付き合いいただきありがとうございました。
次回は心療内科を卒業した話とその方法について投稿します。
最終回もよろしくお願い申し上げます（続く）。
私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。
また、東京（またはオンライン）で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。
セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか？
メンタルセラピーのご希望、養成講座のお問い合わせはこちらから↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/kokokarahealth