コラム

【体験記61】退職完了と別れ 2021.01.22

「最後まで本当にお世話になりました」
話し合いで退職と退学が認められた後の数日間、私は最後の片づけをしていました。
それは大学にある荷物の運びだしと自宅の退去です。
荷物の運び出しは大学の後輩(親友)に手伝ってもらいました。
大学に入ると拒絶反応が出るので、
後輩に頼んで事前に私が大学に置いていった荷物をまとめてもらい、
すぐに自動車に積み込むことができる状態にしてもらいました。

おかげで大学での作業は短時間で済みました。
思えば大学の後輩には最後まで助けられました。
忙しい中でもいろいろと私の事情を考慮して対応してくれたことが本当に感謝でした。
次に自宅の片づけです。
退去する日を管理人さんと世話人さんに伝えた後、自宅にあった布団などの処分を進め部屋を空にしました。
障子の張替とソファーの処分は頭を悩ませましたが、
お世話になった教会の家族や牧師夫妻が手伝ってくれたお陰で退去日までにすべての作業を終わらせることができました。
時間のない中、最後まで私のために時間を使って助けてくれたことは本当に感謝してもしきれません。
「今までここで頑張ってきてよかった」
心からそう思いました。

全ての片づけが終わり、
最後にお世話になった牧師夫妻、教会の家族、大学の後輩、世話人さんにお礼を言って4年半お世話になった土地を後にしました。
この土地で最高の方々と共に過ごせたこと本当にありがたかったです。
「皆さん本当にありがとうございました。お元気で!」
寂しい気持ちを抱えつつ、私は新たな一歩を踏み出しました。
しかし、退職が決まったことで定期的な収入は断たれました。
お金の問題が出たのです。
幸い実家暮らしとなっていたこと、退職金が出たことで当面の生活には困らない状態にはなっていました。
問題は治療費です。
「念のため心療内科の通院をもう半年くらい続けたほうがいい」と主治医に言われたのでそうすることにしました。
これは心療内科の受診終了(ゴール)の宣言が主治医から出るまで通院しようと決めたからでした。
(ちなみに主治医は薬がなくなったらゴールの宣言を出してくださる先生でした。私はす
でに薬を断っていましたが、飲む飲まないに関わらずに念のため薬はもらっていたのです)

「今までは自分で治療費を払えたが、これからは同じように払い続けることは難しくなってくるのではないか?」
そう思いある制度の申請を市役所にしました。
その制度とは…(続く)



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