コラム

【体験記54】メンタルセラピストが大事にしていること 2021.01.06

「これからどうしたいか、どうなりたいか?」
メンタルセラピーを学んで、メンタルセラピストになって感じたことがあります。
それは、
「メンタルセラピーってうつを改善させることがゴールではないな」と。
では何がゴールなのかというとその答えはうつの改善の先にあります。
それは「(元気になったら(うつを改善したら)どうしたいか、どうなりたいか?」です。
メンタルセラピーでは将来の目標にゴールを設定しています。
その通過点に元気になること(うつの改善)がある感じです。
私のうつは改善し今は薬も飲んでいませんが、うつが完治したわけではありません。
うつになりやすいという特徴は持ったままです。
精神科の先生に尋ねたことがありました。
「うつ病って完治するのですか?」
答えはNoでした。
「元々うつになりやすい特徴を持っているので、本当の意味での完治はしませんが緩解(うつ症状が改善した状態が続くこと)はします」
(マジか)
なので私だってうつ病を発症した時のようなストレスがかかればまた再発する可能性は大いにあります。
今はそのようなストレスがかからない心地いい生活をしていますが、それでも気の滅入りやイライラ、肩こりが出ることだってあります。

もちろん元気がない時だってあります。
これらを消すことばかりにとらわれている(=うつの改善をゴールとしている)と、症状
が出るたびにゴールの間を行ったり来たりしてしまう事態に陥ってしまいます。
私も「症状を消さないといけない」と思って、無理したことがありました。
しかしすべてを消すことはできず、できない自分を否定したことが何度もありました。
でもよく考えてみるとうつになりやすい特徴って
これ自体が病気ではなく、私らしさなんですよね。
それを悪いものとして叩くのだから自分を愛せないし、こんなにつらいことはありませんでした。
以前、症状は愛のサインだということを書きました。
例えば肩が凝った、イライラする、気が滅入るは「疲れている」、「休みたい」のサイン
、「眠れない」、「楽しくない」、「辞めたい」はストレスフルなサインかもしれません。
この愛のサインにまず耳を傾けて自分が感じたままに素直になることは大切でしょう。
それから苦しい考え方や生き方を変えるために「これからどうしたいか?」、「どうなりたいか?」を自分自身で決める。
そうするとたとえ症状が出たとしても目標に目を向かって歩むことができる。
基本は「苦しい、つらい」→「嬉しい、楽しい」で選ぶ生き方です。
それを考えるキーワードが「これからどうしたいか?」、「どうなりたいか?」です。
これをメンタルセラピストは大事にしています。
「うつになりやすい特徴(性格)は変えられないけど、好きなことはできる」
そう思い4年間過ごした大学を辞め、今の仕事をしています。
私は今でも「これからどうしたいか?」、「どうなりたいか?」をよく考えます。
まさにこれがセルフメンタルセラピーですね。
私はうつになりやすい特徴は変えられませんでしたが、充実した生活ができていると満足しています。
まさにwithコロナならぬwithうつです(もちろんポジティブな意味です)。
こんな生き方もありだと私は思います。

ご参考までに。
次回はメンタルセラピスト資格取得後の話をします。よろしければご覧ください。



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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