コラム

【体験記53】心の栄養は摂っていますか? 2021.01.05

「心は言葉でつくられる」
メンタルセラピスト養成講座の最終講義とセラピストの認定を受けるために東京に行き、
1 健康と食生活についての講義を受けました。
この講義が終わり、次に
2 メンタルセラピーの実践について学びました。
ここではワークを用いて実際にクライアントさんにセラピーを行うための実践的な学びをしました。

行ったワークは
言い換えワーク
というものでした。

いきなりですがここで質問です。
私たちの体は食べ物でつくられますが、心は何でつくられるでしょう?

体同様、心にも栄養が必要です。
その栄養となるものが言葉(ポジティブな言葉)です。

そうはいっても現実はネガティブな言葉が自分にも相手にもあふれていることが多いように感じます。
これでは心に十分な栄養を供給することができません。
そこで、このワークを用いてネガティブな内容の相談をポジティブに変えるという練習を行いました。
一例として、
「誰かと比べて私は劣っている。だから資格が取れなかった。それを後悔している」

このような相談があった場合を想定し、メンタルセラピー的な考え方で質問する練習を行いました。

質問の一例として、
「今はその資格を取りたいの?」、
「(お金や環境などの問題がなく)何でもできるとしたら何をやりたいの?」、
「これからどうしたいの?」、「どうなりたいの?」
というようにクライアントさんが
こちらの質問によって「そういえば…」と気づき、そこから前向きな考えができるように
質問でどんどんサポートしていきます。

最終目標は元気になって帰ってもらうことですが、
あくまでクライアントさんが自分で考え、自分で答えを決めて元気になることが重要
なので、質問はしてもこちらが考えている答えに誘導しないよう注意します。

このように実践で使えるスキルを学び、養成講座のまとめやメンタルセラピストとしての活動の仕方なども一緒に教わりました。
講義の最後にメンタルセラピストの認定書を国際メンタルセラピスト協会代表からいただきました。
この日からメンタルセラピストとしての第1歩を踏み出しました。
同時にこの日は私がうつヌケした日となりました(勝手に認定)。
私は計2ヶ月程で講座の受講を終えましたが、とても不思議に思うことがありました。

それは、
講座を通して考え方、生き方を変えていく中で
自分の気持ちに素直になり、目標が定まりました。
それだけで3年間治療を続けたうつが良くなって、
3年間続けた服薬治療が必要なくなりました。
この点はとても不思議ですが、
実際にこの講座でうつヌケを体験したので心からいいものだと感じました。

だからこそこのメンタルセラピー的な考え方を多くの悩みを抱えた方に広めたいと強く思いました。

この体験は今でも私がメンタルセラピストとして歩む原動力になっています。
もしこの投稿をお読みいただいている方の中で私のようにうつで悩んでいる方がいらっしいましたら、ぜひメンタルセラピー的な考え方を参考にしてみてはどうでしょう。
次回はそのメンタルセラピー的な考えについてまとめてみようと思います。

よろしければご覧ください。



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

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