コラム

【体験記46】トラゾドンを辞めてみた【断薬リベンジ3】 2020.12.17

「自分でうつ病を克服するために薬を辞めよう」その3
【注意】こちらは薬を現在飲み続けているが、いずれ薬を辞めたいと思っている方(特に
長い期間うつの症状が落ち着いている方)向けの投稿です。

これ以外の方は閲覧をお控えください。

そして危険ですので私のマネをせず、薬を辞めていく上での参考程度にご覧ください。
※薬を辞める際には必ず主治医、医師、薬剤師にまず相談してください!
薬を辞めようと思う方はまずこちらの動画をご覧ください↓
アリピプラゾールの断薬に成功し、次にトラゾドン(抗うつ薬)の断薬に入りました。
この抗うつ薬を服薬する前はリフレックスという薬を飲んでいました。
私にとってこの薬は効き目が強く、めまいで仕事にならなくなるなどの問題が出たため、
主治医に「リフレックスが効きすぎている気がします」と伝えたことで
代わりに処方された薬がこのトラゾドンでした。
うつ病初期から飲み続けていた薬の1つでしたので、3年ほど服薬を続けていました。
私は、この薬を多い時には3錠服薬していました。
服薬を続けたからといって、特に気持ちに変化があるような感じはしませんでした。
かといってこれといった副作用も自覚できませんでした。

抗うつ薬としてだけでなく不眠にも効果がある薬なので、眠れないときに服薬した時はよく眠れました。
これが一番自覚できた効果でした。
試しにトラゾドンを3錠服薬しているときに断薬したら、断薬から2日後に離脱症状が出現しました。
めまいや吐き気で休んでいても動いていても苦痛でした。
服薬を再開したらこれらの症状は改善しました。
症状が改善したからといって、また薬を飲み続けようとは思いません。
精神薬の講義を通して、「どうしても薬を飲まずに治療したい」という思いが強くなったから。
離脱症状が出たからといって症状が出た自分を責めませんでした。
それは、薬のせいで出現した症状だとわかっていたから。
離脱症状が改善してから、3錠から2錠に減らして服薬することにしました。
これを4週間ほど続けましたが、離脱症状は出ませんでした。
もちろん気持ちの変化も特に感じられませんでした。
その後2錠から1錠に減らしました。
これを2週間ほど続けましたが、離脱症状は現れませんでした。

しかし、ショックなことがあり一時的に精神状態が悪くなりました。
ショックはありましたが、私はさらに1錠から半錠(1錠を半分に割った)に減らしました。
これを1週間ほど続けました。

一時的な精神状態の悪化は考え方を変えたことと時間の経過で徐々に軽くなりました。
途中の何日かは薬を飲み忘れてだるさ、頭痛、肩こりなどの症状が出現しました。
このような場合は無理せず薬を飲みました。
飲むと症状は改善しました。
それから服薬を辞めて何日か様子を見ました。
特に変わった症状や離脱症状はみられなかったので完全に服薬を辞めました。
トラゾドンの断薬成功です。
私の場合は、アリピプラゾールの時と同様に少しずつ服薬する量を減らしながら断薬を進めることで体にあまり負担をかけずに辞めることができました。
ただこれはあくまで私の体験談なので個人差があると思います。
もちろん薬が必要と思う方は無理に辞めようとしなくていいです。
やるとしたら自分がつらくないと思う範囲で少しずつ行っていきましょう!
もちろん薬を辞めさせてくれるお医者さんであれば、そのお医者さんの指示に従って薬を辞めていくことがベストな方法です。
第一選択はこちらを選ぶことをお勧めします↑
(決して私のやり方を第一選択にしないようにしましょう)
主治医に相談できるようなら相談してみましょう。
ちなみにメンタルセラピスト協会にも連携している精神科医、薬剤師の先生方がいらっしゃいます。
こちらも合わせてご覧ください(心と体の保健室本部HP)。



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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