コラム

【体験記44】睡眠薬を辞めてみた【断薬リベンジ1】 2020.12.15

「自分でうつ病を克服するために薬を辞めよう」その1
【注意】こちらは薬を現在飲み続けているが、いずれ薬を辞めたいと思っている方(特に長い期間うつの症状が落ち着いている方)向けの投稿です。

これ以外の方は閲覧をお控えください。
そして危険ですので私のマネをせず、薬を辞めていく上での参考程度にご覧ください。
※薬を辞める際には必ず主治医、医師、薬剤師にまず相談してください!

薬を辞めようと思う方はまずこちらの動画をご覧ください↓
「どういう形であれ、自分の好きなことができる道を選びたい。そしてそれを選び続けたい」
そう思い、接骨院の先生とメンタルセラピストになる道を選びました。
そして精神薬の講義を聴いて、服薬治療を辞める決意をしました。
断薬リベンジのスタートです。
まず断薬を始めたのが、
睡眠薬のニトラゼパムでした。
ニトラゼパムは眠れるようになったらいつ辞めてもいい薬でしたが、不眠の症状が続いていたので再発してからは飲み続けていました。
飲まないと早朝に目が覚めること(早朝覚醒)が多かったので。
ニトラゼパムは再発から2ヶ月ほど飲んでいました。

最初の1ヶ月は1錠服薬していました。
もちろん、早朝覚醒や不眠はなくなりました。
1ヶ月経過後から1錠→半錠に変えて服薬しました。
早朝覚醒、不眠の症状は出ませんでした。
残りの1ヶ月は基本的には飲まず、不眠の症状が出た日だけ半錠飲みました。
自分がつらいと感じたときは無理せず飲みました。
ただここから完全に薬を辞めるためにもう一工夫必要でした。
それは、睡眠に関する考え方を変えること。
「夜は寝なければならない」
こんな固定観念が私にはありました。
私たちってどんな状態になった時に寝るのでしょう?
それは、疲れた時です。
うつ病が再発したばかりの頃は症状がひどいこともあり、疲れていても眠れない日が続いていました。
このため薬に頼らざるをえない自分がいました。
けれども断薬リベンジを始めた頃は心も状態も安定し始め、毎日が休みだったのでゆっくり過ごしていました。
何が言いたいかというと、毎日が休みなので疲れていない日が多くあったということです。
その中で不眠に悩んでいたのです。
私は気づきました。

「疲れてないのだから、眠れないのが当たり前だよな」
ではどうしよう?
「不眠、早朝覚醒の日は自分が今までできなかったことをしよう!」
そう思い、読書や動画鑑賞を始めました。
そうしたら不眠、早朝覚醒の日でも快適に過ごせるようになり、いつしかこれらの悩みはなくなりました。
そうしたら自然と睡眠薬は必要なくなりました。
皆さんも不眠で悩むことがあるかもしれません。
これが何日も続くようなら問題かもしれませんが、次の日には仕事や勉強はこなせることが多いのではないでしょうか?
そしてその日は疲れ切って寝てしまうということも多いかもしれませんね。
眠れないことに悩みながらつらい1晩を過ごすより、時には考え方を変えて自分のしたいことをやるのもいいことだと思います。
ただし、無理をして行わないことも重要ですので、どうしてもつらかったら睡眠薬を飲んでもいいと思っています。
(薬以外ではラベンダーのアロマオイルを嗅いだり、カモミールのハーブティーを飲むことも眠りにはオススメです)
自分がつらくないと思う範囲で少しずつ行っていきましょう!
ご参考までに。
睡眠薬の断薬が終わり、次回からは向精神薬の断薬に入ります。
まず断薬に挑戦した薬は…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

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