コラム

【体験記34】実家の接骨院を手伝って思い出した心地よい感覚 2020.11.10

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓

「あなたが好きなこと、心地いいと思うことは何ですか?」

ここではうつ病治療を進める中で忘れかけていたことに気付いた時の話をします。
生きる気力を与えてくれたセミナーが終わり、再度実家での療養を始めました。
気力がわいてきたことで徐々に日中からでも活動ができるようになりました。
日によって気分の波はありましたが、午前中に軽い運動(サイクリングなど)をしたり、読書なども続けてできるようになりました。
睡眠薬も1錠服薬していたものが半錠でも寝られるようになりました。
スローペースではありましたが、少しずつ回復を感じられるようになってきたため、リハビリも兼ねて新たなことを始めました。
それは実家の接骨院を手伝うこと。
患者さんと話をしたり、事務作業などを体調の良い日の午前中だけ行いました。
患者さんと話をすること自体が久々だったこともあり、手伝いはとても楽しい時間でした。
「仕事がこんなに楽しい、心地いいと思ったことうつ病になってからなかった」
学生を教えることもそうでしたが、人に何かを届けることが自分は好きなのだと手伝いを通して思い出しました。
また、好きだと思っていた研究がいつの間にか嫌いになっていたということにも気付きました。
もうやりたくないくらいに。
私は考えました。
病休に移行する前に大学を辞めて、接骨院で家族と一緒に働くということを。
ただ、この考えは自分の本心であるという自信は持てませんでした。

うつ病の症状でネガティブなことを考えやすくなっている可能性もあるから、早まって間違った判断をしてしまったら取り返しがつかないという漠然とした不安があったからです。
考えているうちに病休を取るか取らないかの選択の日が近づいてきました。
まだ自分の答えに自信は持てないでいましたが、私はどうするかを決めました。
その答えとは…(続く)




私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

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