コラム

【体験記26】母親の訪問 2020.10.14

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓

「仕事を休んでそっちに面倒見に行くわ」
教授と話し合い、有給休暇を取って1ヶ月大学を休むことになったその日。
極度の緊張感から自宅に帰ったらそのまま疲れ切って寝てしまいました。
1人暮らしだったので相変わらず自宅では1人です(もちろん周囲の助けをもらいながらではありましたが)。

自炊も身だしなみを整えることもできる日は少なく、日常を送ることもやっとな状態。
実家に帰って療養することも考えましたが距離が遠く、長時間移動することはこの段階ではまだ難しい状態でした。
こんな時はやはり心細いものでした。
そんな時、母親から「心配だから2日後にそっちに行って面倒見るわ」と電話がかかってきました。
ちなみに後で聞いた話だったのですが、両親はすぐにでも私のところに来たかったのですが、実家は接骨院を営んでおり、両親が一緒に仕事をしている関係で、両方休むわけにはいかなかったのです。

そこで、両親で話し合って母親だけがこちらに来て面倒を見るということになったわけです。
本当にありがたかったです。
4日ほど滞在し、身の回りの世話をしてもらいました。
車が運転できなくなったので温泉に連れて行ってもらったりもしました。
何よりも久々に親子でゆっくり話す時間が持てたことはとてもいいことでした。
母親が帰る日が近づいた時、
「もう少し動けるようになったら短期間でもいいから実家で療養したら?」

と言ってくれたので、長距離の移動に不安はありましたが一度実家に帰ることにしました。
ただこの時は状態が悪く通院の頻度が週1回となっており、通院後は大学にもその都度経過報告や話し合い
(休職や残っていた仕事の処理について)をしに行っていたので、「実家で療養します」ということを伝えてから帰ることにしました。
母親が実家に戻った翌日は精神科の通院日だったので、主治医に実家での療養についての相談をしました。
通院に関してはもう少し週1回くらいの頻度で通院を続けたほうがいいということだったので、1週間だけ実家に帰ることにしました。
通院後、教授に相談した時には「そのまま長期間実家にいたほうがいいんじゃないか?」
と言われましたが、主治医から月が替われば症状がよくなる場合もあること、実家での通院に切り替えた際に精神科も変えないといけなくなり手間がかかることを伝えられていたのでその旨を話しました。
こういうわけで1週間だけ実家に帰ることになりました。
しかしここで問題が発生します。
それは教授との話し合いの中であることを言われたからです。
この問題のため、実家に帰るのは2~3日後になりました。
その問題とは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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