コラム

【体験記25】休職に関する教授との話し合いを行う(休職の流れ) 2020.10.09

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓

「まずは有給を消化してくれ!」
主治医に「休職が必要です。まずは1ヶ月休みましょう」と言われた翌日、
うつ病の診断書をもって大学の教授のところへ相談に行きました。

調子も悪く、緊張感も増した状態の中で、「相談したらどうなるのだろう?」と不安を抱えながら相談に臨みました。
教授に診断書を提出し、1ヶ月の自宅療養が必要であること、1ヶ月で症状がよくならなければさらに休みが必要になることを伝えました。

教授は事前に調べていたようだったので、休職までの下記の段取りを教えてくれました。

1 まずは残っている有給休暇(40日間)を消化すること
2 それでも休みが必要な場合は病気休暇(90日間)を申請すること
3 病休を使い切ったら休職の申請をすること

このような段取りを踏んで休職となることがこの時初めてわかりました。
こういうわけでまずは有給休暇を消化して自宅療養をすることになりました。
自宅療養に関してはこれで解決しましたが、私の場合はもう1つクリアしておかないといけない問題がありました。

それは半年後に迫った大学院の学位審査でした。
学位審査はこの時の精神状態ではとても乗り切ることができません。
それでも無理してやるのか、それとも休学するのかを選ばなくてはなりません。
ただこの件に関しては1ヶ月ほど考える時間があったので、この段階では決めずに1ヶ月後に結論を出すことにしました。
その理由は、1度うつ病を発症した経験から「うつ病の症状がひどいうちに決めずに、
一度時間をおいて落ち着いてから考えたほうがいい」と思ったからです。

以上よりこの時の話し合いでは、

1 有休休暇を消化して自宅療養を行うこと
2 休学については1か月後に決める
ということが決まりました。

1週間後に再度受診することになっていたので、受診後に再度教授と話し合うことになりこの日は自宅に帰りました。
極度の緊張感からかそのまま疲れ切って寝てしまいました。
それくらい大学に行くということ自体が自分でも思ってもみなかったほどにストレスになっていたのだと思います。
自宅では相変わらず1人です(もちろん周囲の助けをもらいながらではありましたが)。

こんな時やはり1人になるのは心細いものでした。
そんな時に新たな救いの手が伸びてきました。
その救いの手とは(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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