コラム

【体験記16】【うつチェック3】うつ病の治療中に最もよく起こった体の症状 2020.09.14

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓

「肩がいつもこり、ひどいと頭痛もある」


私がうつ病の治療をしているときに一番悩まされた症状が「肩こり、頭痛」でした。
起きられなくなる前の症状としては不眠になったり、怒りっぽくなることがよくありましたが、不眠より前に出た症状が「肩こり、頭痛」でした。

仕事上、研究発表の準備や実験のデータの整理などで1日中デスクワークをすることも多かったので頻繁に首から肩にかけてこりが出現し、しばらくするとこめかみ周辺が痛くなり、ひどいときには吐き気や嘔吐をすることもありました。

長時間のデスクワークは「肩こり、頭痛」の原因の1つと言われることもあります。

現にこれだけが原因であれば首や肩を回すような運動、マッサージ、深呼吸などをデスクワークの合間に行うことで改善するでしょう。

ただ今となっては職場でのストレスや過度の緊張が肩こりを起こした一番の原因だったのではないかと思います。
おそらくうつ病の症状の1つだったのでしょう。
うつ病により大学を退職(退学も)→うつ病からの回復→接骨院の先生、メンタルセラピストとして新たに歩むようになってから肩こりは時々あっても頭痛や吐き気は一度も起こっていません。

体が「これ以上無理すると危険だよ」と早い段階で警告(サイン)を発していたのだと思います。

私の場合はそれが肩こりでした。

皆さんはストレスや緊張などにさらされた時に体が発するサインに気付いていますか?
そしてそのサインを無視して無理し続けていませんか?
(職場がいいとか悪いとかではなく、自分がやりたくないこと(ストレスが溜まるようなことなど)を続けて自分を疲れさせていないか?という意味で)
心、体を壊す前に、まず自分の心と体の声に耳を傾けてみませんか?

耳を傾けるということが根本の原因を取り除くことにつながるはずです。
心と体の声が「疲れているよ」なら時には思い切って休むという選択をすることも大事でしょう。

もちろん、一時的につらい症状が解消されればいいと思っているのならばそれでいいと思います。

根本の原因を取り除く必要があると思ったら心の声に耳を傾けてみるというのはどうでしょう?
次回体験記17からはうつ病再発編を書いていきます。

そこ中でうつ病を根本からよくしたエピソードも書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いください!(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

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