コラム

【体験記12】無理して頼まれた仕事を行い、寝込む 2020.09.03

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓

「早く復帰しないと…」
自分の教員としての存在価値を見出すために、焦っていました。
「大学教員は論文書くことが仕事だから!」と言われたことが脳裏に浮かびます。
そして「研究もできず論文が書けない私にここでの存在価値はない」と思い込み始めます。

そしてなぜか「仕事を人一倍頑張って自分の存在価値を高めよう」と思い始めます。
そんな時、上司から「試験問題を作ってもらえないかな?」と頼まれました。

私は「やってみます」と引き受けました。

価値を高めたい私に断る理由はありませんでした。

難易度、平均点など細かいところまで配慮し、一生懸命試験問題を作りました。

それから2週間後(試験の前日)、無事に試験問題を作り終わり、その印刷も終え、あとは試験当日に試験監督をするだけとなりました。

そして試験当日。
ここで想定外のことが起こります。

うつ病の症状がでて、またしても布団から起きられなくなってしまいました。
「たいした負担ではなかったはずなのになぜ?」
体が動かないので、試験監督は上司にお願いして、その日は休むことにしました。
上司に感謝すると共にやるせない気持ちもわいてきました。

「やっぱり私ってだめだな」と思い、自分の存在価値をさらに下げてしまったような気がして落ち込みました。

同時に「うつ病を一回経験するとちょっとした負担でも症状が出てしまう」ということに気づきました。

今までの心、体の状態とは違うということにこの時気付いたのです。


そこで私は決断しました。
「とりあえず仕事は二の次にして、仕事をしながらも症状が出ないようにいかに休みながら、抜きながら仕事ができるかを模索して自分の体を守ろう」と。

そう決めてあることをまず始めました。その始めたこととは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

セラピストになって自分の心も元気に、そして相手の心も元気にするお手伝いを一緒にしてみませんか?

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