コラム

【体験記9】ADHD治療からうつ病治療への変更と心の葛藤(時々盲腸(虫垂炎)) 2020.08.28

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓

「休まないといけないのだけど、職場に迷惑はかけたくない」
精神科受診当日。

精神科医にチェック表がこの2週間うつ病の症状が目立ってきたこと、チェック表にほぼすべて当てはまる状態が続いていることを話しました。

案の定、主治医からはうつ病の治療に切り替えると言われました。

そして主治医に「休むことはできませんか?」と聞かれました。
私は「学会も近いですし、休むことはできません」と断り、薬を増やしてもらって頑張り続けることにしました。

こう思った理由は、「職場に迷惑をかけるわけにはいかない」と思ったからでした。
あと、学会を終わらせてから区切りをつけて治療したいと思ったからです。

受診後、教授や上司にうつ病の治療をしていることを伝えました。
もちろん心配されましたが、学会も近いこともあり教授との話し合いの上で学会が終わったら治療に専念することにしました。

そして上司の協力を得ながら何とか学会の準備を間に合わせることができました。

しかし、学会3日前になって、今度は腹痛に見舞われました。
内科を受診すると虫垂炎(一般的には盲腸)の可能性があると言われました。
「学会が近いのですが」と医師に言いましたが、医師からは「行くのは自由ですが、どうなるかわかりませんよ」と言われ、体を大事にするため、学会に行くことを諦めました。

学会自体はポスター形式による発表だったので、作ったポスターだけ持っていけば最低限何とかなるものでしたので、上司に託して私はそのまま盲腸とうつ病の療養に入りました。

この時、「結局、職場には迷惑かけてしまったな」とも思いましたが、「休むことができない私に神様が休みをくれたのだ」と前向きな考えも持っていました。

ここで学会発表は一区切りつき、ようやく本格的な療養が始まりました。
そして私は1つの決断をしました。その決断とは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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