コラム

【体験記2】うつ病へのカウントダウン 2020.08.11

自分のうつを2つの方法で改善した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

ここでは私のうつ病体験談を投稿しています。

うつ病発症、再発、回復と断薬、そしてその後の出来事について書いていきます。

何か1つでもうつ克服のヒントになることを願って。

ここからが本日の投稿になります↓


「自分ってダメだなぁ」
そう思う日が多くなっていた初年度の後半は前半と比べてさらにハードワークになりました。

まず私が行った仕事が、医学生に1ヶ月間つきっきりで研究のことを教える研究室研修でした。

この頃はまだ知識も浅く、実験に慣れていないということもあり不安でした。

実験中に何度も上司に悪いところを指摘され、教授にも「データのとり方やまとめ方が悪い」と学生の前で激怒されたこともありました。

それでも上司に助けてもらいながらなんとか1ヶ月間学生の指導をしました。
研究室研修後すぐに、学会発表の準備に取りかかりました。

そのきっかけは教授から「この実験を行って2週間で結果を出して学会に発表内容を送りなさい」と指示を出されたことによります。

この時、教授の口調から断ることができませんでしたが、さらに自分の中には断ってはいけないという考えもありました。

そう考えたきっかけは、医学部に移ってから1ヶ月ほど経ったある日の出来事でした。
教授に呼び出され、「研究費を申請するように」と言われました。

研究費は研究をする上でとても大事な財源であることはわかっていました。

ただ、この時すでに研究費の締め切りまで2週間を切っており、移動してきたばかりでまだ研究課題も決める前だったということもあり、教授に「できない」と伝え断りました。

ところが「そんなもったいないことをするな」と教授に怒られ、無理やり書いて申請しました。
このことが頭の中に残っていていつしか断ってはいけないという考えが染みついたようでした。

そこで発表内容を送るために上司に実験を手伝ってもらい、データを計測しました。

ある程度の結果を出し、発表内容を学会の締め切りまでに何とか出すことができました。

それから約半年間は発表に向けてデータを計測する日々が続きました。

実験は「実験中に間違いがあったら困るから」と必ず上司の監視下でないとできない状況でした。

そこでいつもかけられる言葉はダメなところばかり。

重要なことから些細なことまで細かく指摘されるので、いつも緊張した状態で実験をしていました。

しかし、実験を始めて半年近くたってもこのような指摘は減ることはありませんでした。
もちろん私のほうに不備が多かったからなのですが…。

極度の緊張からこのような監視下での実験にも慣れず、「自分はダメだな」と思い自信を無くしました。

そして、いつしか実験を行うことが恐怖になっていました。

学会発表用のデータをある程度取り終わり、今度は発表の練習です。

発表スライドを作り、教授や上司の前で発表し、指摘されたところを修正するという作業が3ヶ月ほど続きました。

指摘はデータの悪さから、表現の悪さまで事細かく指摘されました。

毎回、修正する量は膨大で深夜まで残って作業する日も多くなり、時にはデータのとり直しをすることもありました。

それを行いながら解剖の仕事もこなさないといけません。

でもこの仕事にもなかなか慣れず、上司からも「いい加減慣れようね」といわれる始末でした。

そして発表練習での指摘も相変わらず多く、なかなかうまくいきません。

「ダメな部分の指摘は私のために言ってくれているのだ。実験が好きだし、新しいことも知れるから頑張ろう」、「こんなにアドバイスをもらったのだからしっかり修正していい発表にしないと」と言い聞かせつつも、自分がなかなかこの環境に慣れていかないことへの焦りが出てきていました。

「迷惑かけてばかりだな。このままじゃだめだ。もっとしっかりしないと」、「ここまで手助けしてもらっているのに、私は本当にダメな人間だな」とよくネガティブなことばかり思っていました。

そして「周りと比べて出来が違いすぎる」、「何か病気を持っているのではないか」と考えるようにもなりました。

そこであるインターネットの記事を見て、精神科への受診をすることになりました。
その記事とは…(続く)



私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。

また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。

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