凹んだら読む本_第二章(14)

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『凹んだら読む本』_第二章(15)2022.1.14

15.ぬるめのお湯に ゆっくりつかる!

40℃以下のお湯は「リラックス効果」、42℃以上のお湯は「目覚め効果」を促す


凹んで何もする気が起きないというときは、とにかくぬるめのお風呂にゆっくりつかるのがおすすめです。
お湯の温度は1~2℃を境に、「目覚め効果」と「リラックス効果」に分かれます。
4℃より低い温度のお湯は、身体と心をリラックスさせる効果があります。
凹んでいる ときや心地よく眠りにつきたい夜の入浴は「ぬるめのお湯で長めに」がいいのです。

リラックスに効果的な入浴法をお教えしましょう。
入浴前にまずコップ1杯の水を飲みます。
こうすることで汗をかきやすくなり、余分な 水分や老廃物を身体の外に押し出すことができます。
湯船につかる前には、あらかじめ身体に「かけ湯」をして、身体を湯温になじませましょう。
お湯につかって汗をかいてからのほうが、汚れが浮き出やすいので、
本格的に髪や 身体を洗うのは、いったん湯船につかったあとのほうがいいといえます。

下半身だけお湯につかる「半身浴」も効果的です。
肩までつかる全身浴と比べると、身 体に負担がかからず、よりリラックスできます
(背中の疲れや肩こりを早く鎮めたいとき などは、肩までつかったほうがいいでしょう)。
半身浴で温まるには、30分くらいかかることもよくあります。
汗が出るまでは、上半身に乾いたタオルなどを巻きます。
上半身、肩や手を濡らさないようにし、濡れたときは身体に巻いたタオルで拭くようにします。
身体が湿っていたり濡れたりしていると、余計に寒さを感じますし、実際、身体が温まる前に水分の蒸発で体温が奪われてしまいます。

半身浴は、冷え性にも効く入浴法です。
身体が温まっている状態で下半身、とくに足をマッサージしてあげると、リラックス効果がさらに高まります。
お風呂から上がる前には、冷水をサッと足にかけましょう。
湯上がり後の足からの放熱を食い止めることができ、足のポカポカが続きます。
自宅のお風呂でリラックス効果を簡単に上げるには「リラックス系の精油」であるラベンダーやカモミールなどのアロマオイルを5~6滴、バスタブに入れるのもいいでしょう。
冬場でしたら、みかんの皮を浮かべると身体が温まります。

「似たようなものだし、面倒だからシャワーでいいや」という人もいるかもしれません。
確かにマッサージ効果があるので、部分的にシャワーで水圧をかけることはいいのですが、
リラックスしたいときには不向きです。

というのも、シャワーの刺激は交感神経を刺激し、身体をリラックスさせるどころか、逆に覚醒させてしまうからです(そのため、朝、しゃきっとしたいときなどは、シャワーを浴びるのがいいといえます)。
また、シャワーには、身体全体の温度を上げる効果もほとんどありません。
熱いお湯のシャワーでも、身体の芯からは温まらないのです。
なお、お風呂でも、2人以上の熱いお湯は、血管を収縮させて交感神経を刺激してしまうため、寝つきが悪くなってしまいます。
人間の身体は、体温が下がってきて眠くなるようにできており、体温が高い状態では入眠しづらいのです。
寝つきをよくするためには、 就寝の1時間前には入浴を済ませておきましょう。

お風呂は身体と心を癒し、リラックスするには最適です。
凹んだり、疲れたりしている ときにはつい面倒くさくなってしまいますが、できればシャワーではなく、湯船につかってみてください。
リンパ系ホルモン系の働きをコントロールし、自律神経と深く関わっています。ストレス気味のと き、凹んだときにはぜひ刺激してみてください。
小指には「心経」と「小腸経」の2本の経絡が通っています。心経は心臓と血液循環器 に関連する経絡です。心経の始点のツボは、爪の薬指寄り生え際にある「少衝」です。小 腸経は小腸の働きをコントロールする経絡です。小腸経の始点は、小指の爪の外側の生え 際にある「少沢」です。
このように、各指の爪の生え際には、私たちの各臓器をコントロールするッボがあり、
疲れたときには、腹式呼吸をしながら、各指の爪の生え際を人差し指と親指で刺激をする
ことで、頭をすっきりさせることができます。 ツボ押しは、通勤中や休憩時間などに簡単に行えます。一つひとつのツボの効果を確認
しながら刺激することも大切ですが、そんなに難しく考えなくても、ちょっと疲れたら、
手の指の爪の生え際を刺激すると、元気になれます。私自身もよく電車の中で、指の爪の
生え際を刺激しています。
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