凹んだら読む本_第一章

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『凹んだら読む本』_第一章2021.10.08

1.人生は「自分が主演の映画」だと考えてみる

人生を客観視する方法を身につけることで、目先のことに一喜一憂せずに生きられる
いま何かで凹んでいても、逆に何をしてもうまくいくときもあります。

生きている以上、一時的に凹むことは避けられません。私も凹むことはあります。

でも、人生を長いスパンで考えられるようになると、目先の失敗や成功で一喜一憂することがなくなります。

このように、自分の人生を客観視するために役立つ習慣をひとつ紹介しましょう。

凹んだ感情の真っ只中にいると、なかなかそこから抜け出せません。

でも、人生を「自分が主演の映画」だと考えてみるとどうでしょう。

一人の観客としては、何もない人生をただ淡々と描いた映画は退屈だという方がほとんどではないでしょうか。

やはりいろいろドラマがあったほうが楽しそうです。
こう捉えると、凹んだときも「次のシナリオはどうなるんだろう」と未来を考えることができます。
人が行動を起こす真の動機は、次に挙げる「人間の6つの欲求」にあるそうです。

これらの欲求を満足させるために、人は人生を歩んでいくのかもしれません。

①安定感……安定したい
②不安定感……変化がほしい
③重要感……価値ある存在でありたい
④愛とつながり……愛されたい、誰かとつながりを持ちたい
⑤成長……成長したい
⑥貢献……何かに貢献したい

ベースとしての「安定感」も大事ですが、冒険したり、ときには危機に見舞われたり、
それを乗り越えて旅をする人生ーそんな意味では「不安定感」も必要です。

また、ほとんどの人は、他人から「価値ある人間だ」と思われたいし、自分は特別だと思いたいもの。
そのために勉強や仕事に努力する人も多くいるでしょう。

「恋愛」もドラマの大切な要素。いろいろ障害があったけど、初恋の人と最後に結ばれる。
大失恋もあったけれど、いまのパートナーと巡り合って、幸せな結婚生活を送っている。

これもドラマです。

いくつになっても「成長したい」という欲求もあります。

私が仕事をしながら博士課程を受験したのも、この欲求のせいかもしれません。

あなたにとって人生の目的は何でしょうか。
「何のためにこの世に生まれてきたのだろうか」と考えたことはありませんか。
この世の中に生まれて、少しでも人の役に立てたらうれしいという人も多くいます。
人の最終目的は何かに貢献することかもしれません。
たった1本しかない「自分主演の映画」。
こうした要素をはさみながら、面白くするのも、つまらなくするのも、あなたの心ひとつです。
人生は壮大なドラマです。

せっかくなら、いままでの人生では考えてもみなかったこと本当に実現したらワクワクすることを考えてみませんか。

たとえば、「本当は社長になりたかった」という人。
いま勤めている会社の社長が無理なら、自分で会社をつくって社長になる。
サラリーマンを辞められないなら、週末だけでも会社経営をする週末起業家になるという方法もあります。

あるいは「本当は写真家になりたかった」。だとしたら「日曜カメラマン」から始めてもいいかもしれません。
考えるだけ、 夢を見るだけではつまらないもの。実行することが、あなたの世界をさらに広げます。

あなたの未来にはどんなドラマが待っているか。そのドラマをつくっていくのはあなたです。
ずっと凹んでばかりではいられません。